サダババ修行

姉のどんしゃんにはモアイの大好きな娘,モアイ子ちゃんがいる。



ちょっと変っているが、中々の根性の持ち主である。



ある時、サイババに会ってみたいと言ったそうな。。。



きくしゃん



「何も、遠くまでサイババに会いに行かなくとも、サダババがおるわね。」



と教えてやった。。



そんな、一言から、なぜかどんしゃんのサダババ修行が



始まることになったのである。



その修行は過酷を極めた。(笑)



修行内容は [無になるまで施すこと]のみであるが・・・





まだ何とか歩ける時のサダコである。



スーパーマッケットにお連れする。



車イスに乗せ、さあ!修行開始!!



半期に1度のこの日の為に、サダコはほしい物を日々リストアップ



しているメモを取り出す。



「まずは、あめとお菓子、コーヒー、もちろんクリープもね、砂糖は三温糖



じゃないと、ピン止め、ネット、洗剤・・まだあるけど、腐るものじゃないし



買っとくか・・・・・など・・・・など・・・・」



こんな具合で延々と続くのである。



車イスを押す、どんしゃん、買い物かごを押して追いかけるきくしゃん



へとへとになる。



後半になると どんしゃん 「ホントニこれいるの?」となる。



きくしゃん「どんしゃん、修行よ修行・・・。半期に一度」とささやく。



どんしゃん、おお、そうだったと我に返る。



ウロウロするとサダコはメモにもない物まで気にかかる。



ほしそ〜。どんしゃん、こうなったらやけくそ状態。



どんしゃん「こっち?これ?ファイナルアンサー?」



サダコ「??アンサー・・・イヒッ!!」



こうして山のような買い物と無となった財布と共にどんしゃんの



サダババ修行は終了するのであった。お疲れ様。



きくしゃんの半年分を2,3日で体験するとこうなるのである。



どっちがいい?「ファイナルアンサーは?」