サダコの爆笑診察
昨年、骨折した母サダコは退院して5ヶ月になる。
退院後、始めて労災病院に診察に行くことになった。
久しぶりのお出掛けにワクワクするサダコ。10時30分出発。
整形外科はやはり多い。診察の前にレントゲンを撮ってくるように
言われた。
レントゲン技師にサダコを預け、きくしゃんは廊下で待機する。
撮影が終わった頃、分厚い扉のむこうから、サダコの声がする。
「イタイ、イタイ。オヨヨヨ〜、ハナシテー、ア”〜〜」
何事かと思い、扉が開くと飛んで行った。
技師の二人も「痛かったねー。大丈夫?」と声をかけたものの
不思議そうな顔。
胸を押さえて痛がるサダコの話を聞いてきくしゃん大笑い。
レントゲン台から横たわったサダコを車椅子に移動する時の話である。
上半身を抱える技師が、脇腹あたりの服を持って抱え上げた時、
サダコのペッタンコになって下方に流れていた、お乳を一緒に掴んで
しまったと言うのだ。
そりゃー痛かったじゃろうね。それに重くなった体重がかかると
なおさらねぇ。だけど抱えた技師にしてみれば、
まさか!服の中にお乳がまぎれていようとは・・・知るよしもない。
ましてや、あんな、ところにお乳があるなんて!
アンビリーバボ!だよ。(笑)
装具もリハビリ以外は外してよいことになり、ひとまず安心というところ。
気分直しに、食堂で大好きな皿うどんを食べてさあ!帰ろ♪