忘れ物グランプリ王者☆
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いつものように、母サダコの洗濯物を取りに施設へ行った。
一日中、車いすで過ごすサダコの足は、
どうしても、むくみがきてしまう。
足を押さえると低反発枕のようにジワッ〜と跡がついてしまう。
行く度にもんでいたら、最近は少し柔らかくなってきた。
今日も話しを聞く間中もんでいた。
いつもと同じ昔話が始まる。
「同じ会社に入っていた姉さまは16で死んでしもうて。。
わたしゃ14で死んだんだよ〜。。」
「はっ???じゃあ、この足は誰?」(笑)
気がついたサダコは急に笑い始めて止まらない。
「ありゃ〜。。わたしゃ〜91歳も生きちょったんじゃった〜」(笑)
自分が死んだか生きたかも忘れるなんて\(◎o◎)/!
きっと、死ぬのも忘れるね(笑)
次に来た時は頭をもんであげよう。
高反発するんだろうなぁ〜(笑)