ハワイ☆うるるんの旅(8)

最後の食事を終えてコテージに戻り、荷物をまとめる。



帰り仕度完了。



どんしゃんと、ベッドの中で5日間の楽しい思い出話しで



盛り上がっていたがすぐに静かになった。



食べる時と寝る時以外はしゃべっている二人である。



チョウージョは寝付けず、来た時からの写真をチェックしては、



「帰りたくな〜い!」と思いを強くしていたようだ。



のんきに寝てる二人に



チョージョが突然、「ねえねえ、あの角にあるバーに行ってみない?



気になってたんだー」と声をかけた。



寝ていた二人は同時に起き上がり、



きくしゃんが「ドルまだあったかなぁ?」と寝ぼけ眼で手提げを探す。



行かないとは誰も言わない(笑)



チョージョは気になることを一つも残したくない!と思ったそうだ。



いつも、コテージ帰る時、ここを目印に曲がっていたが、



お薦めする店でないのか、誰の話にも出て来なかったベルというバー。



着のみ着のまま、寝起きの顔で深夜のお出かけだ。



安心していた、パパとママが心配そうに覗く。。



懲りない3人である。



バーのドアを開けると、女性がカラオケをしていた。



一見しておかまちゃんと分かる店員がニコニコして迎えてくれた。



奥に行くと若い女の子もいる。



この子達ともハグハグし頬を寄せる。これも大分慣れてきた。



長いカウンターに座るとすぐに、向いに座っていた男性から



飲み物のプレゼントです。



遠くから、グラスを上げて「サンキュウー!」とお礼を言うと



もっと近くで飲もうよ。ということになった。



中ほどまで近づいて座ると横に牛のような男性が座っていた。



「ハ〜イ!」と声をかけ隣りに座る。



この男性はかなりなまった英語のようで、中々聞き取れない。



しばらくすると、このおじさん。



きくしゃんとどんしゃんに向って



「ビューティフル。プリティー」と連発し始めた。



これだけは聞き取れる。(笑)



きく&どん。いい気になる。



「私達ってやっぱ、綺麗だったんだ〜。」とイヒッ!と笑う。



「あほう姉妹からビューティ姉妹に格上げだね。」な〜んて



調子づいて来た。(笑)



チョージョの話では、このおじさん、どっちをビューティフルと言って



どっちをプリティーと言っていいのか分からないくらい。。と言っているらしかった。



こんなことなら、化粧くらいしてくれば良かったな〜。



してなくてこれだもの、してたらひっくり返っていたかもね(笑)



しばらくすると、閉店の時間が来た。



支払いは全て、男性達のおごりと言う事になっちゃった。



エ〜!いいの〜?とか言いながらバイバイしたのであった。



これで、完全燃焼。安心した〜(笑)



しばらく、モテモテ気分に浸りながらも



今度こそ、本当のお休みなさいです。



☆ラストナイト終了☆☆彡