ハワイ☆うるるんの旅(7)
ハワイ最後の日です。
昨日、遅い帰宅だったので朝ゆっくりとします。
ママが一緒に朝食を食べましょうと誘ってくれた。
ご飯を炊いていたので、釜ごと持ってお邪魔しま〜す。
パパがキッチンでホットサンドを作ってくれました。
採れたてのパッションフルーツを添えて。。
おいしい!パパの心が沁みる味だ。
【画像:36921.jpg】
持って行ったご飯にママの作った味噌汁もいただく。
これまた、じ〜んと沁みた。
息子さんのケニーが仕事に出かける。
お嫁さんのジェニーも今日は2歳の坊やと
生後6週間のベビーを連れてお出かけだ。
始めて、見送る立場になった。
坊やの名前はジャクソン。
シンプルなのに、これが中々覚えられないきくしゃん。(情けない・トホホ)
「おいで〜。」と手を広げ心の中で「マイケル」と言う。
すると、続きに「ジャクソン!」がスムーズに出てくるが
そうしないで、思わず呼ぶとなぜか、
「ジェイソン〜」と呼んでしまうのだ。(笑)
だから、ジャクソンを呼ぶ時のきくしゃんは、海外からの
中継レポートのように時差が起こる(笑)
きくしゃんのこれは、まだいい方だった。
どんしゃんはある時「アレックス〜」と呼んでいた。(笑)
きく&チョージョ「誰?それ。。」と思わず言って大笑い。
本当に横文字に弱い、(頭も弱い)あほう姉妹である。
<その他きくしゃんの場合>
3匹いる犬の名前。
タキ。キタさんとこんがらがってしまう。
時には、「タキさんがね〜」と言うと
チョージョに「犬にさん付けだよ〜」と言っては笑われ、
【画像:36922.jpg】
(タキ)
タイガーに「ジャガー!」と言って、またまたチョージョに
「近いけどちょっと違う。」と言われる。
くまはさすがに間違うことはなかったが、
どんしゃんが「タロー」と言っているのを聞いた(゚∀゚)アヒャ
【画像:36923.jpg】
(くま)
キタさんが「バリ島では服が買えないの。みんな、バービー人形
みたいなんだもの。」と言っていたことを二人に伝える時には
「バリ島はみんな、ビーバーちゃんみたいなんだって!」と言ったらしい。(笑)
こんな風に口から出まかせな会話を想像で受け止める
周りの者もたまったものではないと思う。
介護のつもりで付き合うしかないチョージョであった。(笑)
2人を見送り、おしゃべりしてると、電話が鳴った。
今、出たばかりのジェニーからだった。
今夜は最後の夜だからみんなで食事をしましょうと
わざわざかけてきてくれた。
すると、何分も経たない内に、ケニーからの電話。
仕事に行きながら考えてくれたよう。。
「最後の夜、チキンがあるので、一緒に食事を。」との電話だった。
若い二人が、こんなに私達の事を思ってくれるなんて。。
熱いものが込み上げてきた。(うるる)
ママが「今夜は早めに帰って来てね。」と一言。
「は〜い!」今日こそは心配かけない良い子でいようと決意する3人。
今日はお土産などを買いにコナの町にショッピングに出かけます。
昨日見た、お祭りのような町です。
ここのところ、大自然の中で過ごすことが多かったので、
賑やかな町が新鮮に感じます。
うわぁ〜、外人だらけ〜!私達が外人だった。。(笑)
【画像:36924.jpg】
【画像:36925.jpg】
綺麗な海や可愛い建物などキョロキョロ見ながらだから
少々歩いてもぜ〜んぜん平気です。
どんしゃん達の目もハワイの人に慣れてきたのか、
「きくしゃん、痩せたかもよ。」と嬉しいことを言ってくれる。
「そーかなぁ。そう言えば、こっちに来てからよく歩いているもんね。」と
ついその気になる。
調子に乗って、「ハワイダイエット」の本でも出そうかしら?と思ってしまった。
だって、ハワイのマダムは椅子からお尻がはみ出しているけど、
きくしゃんのお尻、ちゃんと椅子に納まっているもの。。(笑)
その思いは東京に着くやいなや、取り消すことになったけどね。(笑)
【画像:36926.jpg】
【画像:36927.jpg】【画像:36928.jpg】
買い物を終え、早めの帰宅。もちろんビールを買ってね。
ジェニーさんがチキンのラザニア風を作ってくれていた。
サラダのドレッシングも和風です。感激!
食事の前にみんなが手をつなぎ、お祈りが始まります。
ケニーが英語で。。(何となく分かるような気がします)
続いてママが日本語で、日本からの私達と出会えたことを
感謝する言葉が。。そして、今日が最後の夜だということを。。
この時点で目はうるうるです。祈りの言葉が終わる頃には、
もう涙が溢れてしまい抑えられません。
出会った日からわずか5日。こんなに愛おしくなるなんて!
楽しい食事を終える頃、明日の朝7時前には出発することを伝えた。
そして「どうか、見送りはしないでほしい」と言う一言を添えて。
ケニーが自宅に帰る前、キッチンに立って、何かを作っていた。
朝が早いきくしゃん達の朝食にとおにぎりを作っていたのだった。
ありがとう!みんなの温かい心に包まれてコテージに戻った。
庭には、トーチが焚かれていた。
どこまでも、暖かい。
ここで、見る星も最後だ。
犬のタキも離れずに付いて来る。分かるのだろうか。。
夢のような日々がついに終わろうとしていた。
☆ ☆ つづく ☆ ☆彡
【画像:36929.jpg】