ハワイ☆うるるんの旅（６）
４日目午後の部
ヒルトンホテルのすぐ傍にあるキングスショップで昼食をとり、
しばしのショッピングタイム。
ジージョの誕生日プレゼント等を買って帰ろうとする車の中、
ひとみさんの電話が鳴る。
ノブコママ→キタさん→ひとみさんへのリレー電話。
コテージに帰る道の電柱に車が衝突し、電柱が倒れた為、
通行止めとなっているというのだ。
テレビのニュースでこのことを知ったママが心配して連絡をくれたのです。
あらあら、波瀾の予感だわ。。（笑）
ぼちぼち帰ろうとコテージ方面に向う。
渋滞を予測して、ひとみさんが町筋に入ると何と人の多いこと！
お祭りのようである。数日後にはトライアスロンの世界大会が始まるため
町はいつもにも増して賑やかなようだ。
車は進まない。
ひとみさんが前方にカウマンを見つけ喜んだ。
有名人らしく、何の大会でも牛の角を着けた帽子を被り参加するらしい。
どうせ、車は進まないから降りて見てみたら？と言うことになり
いきなり、祭りに参加。
カウマンに声をかけると、笑顔で一緒に写真を撮ってくれた。
再び車に戻ると、またもや、ひとみさんの電話が鳴った。
数日前に結婚式を済ませた友人のようだ。
ひとみさんがキューピットしたらしい。
結婚式に参加した日本からの友人とお茶をする場所を聞いているみたい。
「今、どこ？」と質問を受けたひとみさんが祭りの中の渋滞に
かかっている事を告げると、彼女もそうだと言う。
カウマンが見えると言ったのだろう。
そうそう、私達も近くにいるよ。とやりとりしている。
相手の女性が「前の車、No900」と言ったのでビックリ！！
「そりゃ〜、私達の車だよ〜！！」奇跡の出会いだった。
降りて、同じ場所でティータイムすることに。
3人の女性は女優2人を含む日本人。少々話して別れた。
コテージへと向う。スイスイと進んでいた車も突然ストップ。
何の案内もない。ラジオも中々ニュースを流さないので様子が
分からなかったが電柱の工事はいつ終わるとも予測不能との事。
道はわき道など１本もなくただ待つしかない。
倒れてからすでに６時間が経過していた。
電柱1本でこれ？！何とも信じがたい現実に驚いた。
会社帰りの人はすでに３時位からじっと待っているらしい。
のんびりしてると言うか、危機管理に弱いというか。
日本ではシンジラレナ〜イ現実だった。
きくしゃん達は急いだ旅ではないが、ひとみさんはレンタまで借りての
今日の仕事。一刻も早く終わらせたい筈。。
レンタを返す時間が迫っている。
とうとう引き返すことになった。
とりあえず、コナの町に近いひとみさん宅に着くと
ギリシャの彫刻のような顔をした彼(アルゼンチンの方）
と２匹の犬が出てきた！
「オチャ、ノミマスカ？」と日本語で聞いてくれた。
お茶を頂き、通行止めがいつまでも続くなら、
今日はここでもいいかな？とも思ったが
レンタを返し、彫刻の彼が運転する車で再びひとみさん宅に
着くころには解除となった。（心なしか残念・笑）
午後１０時過ぎ、これから１時間半のドライブである。
ひとみさん、お疲れ様〜。
２匹の犬も一緒にドライブして、ひとみさんが家に着いたのは
すでに、翌日になっていた。
ありがとう！ひとみさん。感謝してまーす。
１日だけのお付き合いでしたが、長い一日。
他人とは思えなくなったのは、きくしゃん達だけでなく
ひとみさんもそうだったようだ。
一日が終わる頃には身の上話までしてくれた。
きっと！また会えるね！
やっと、帰宅したきくしゃん達を起きて待っててくれたパパ＆ママ。
ありがとう。。
沢山の人に支えられた一日に感謝しつつ眠りについた。
心の中の星たちは、いつまでもキラキラと輝いていた。
おやすみなさい。。
☆４日目終了☆☆
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（キングスショップからの眺め）
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（カフェから）
