危険な遊び
きくしゃんがまだ小学校に入る前のことにさかのぼる。
当時、ホッピングという遊具が流行っていた。
当然、我が家に買ってもらえる余裕はない。
ねだった記憶もない。
子供ながらに、厳しい経済を肌で感じていたようだ。(す、すごい!)
そこで、考えた、きくしゃん流ホッピングは
なんと!スコップであった。
形も何となく似ている。(笑)
乗ってみる。乗れる♪
飛んでみる。飛べる♪
やったー!!
ホッピングだ!ホッピングだ!
喜んだ、きくしゃんはだんだん高く飛ぶことに挑戦していた。
バランスを崩したのか、足がすべり、ぎゃー!!
スコップが足の上に・・・
親指の爪がはげた。
今でも名残りのきずがある。
今頃、公園の遊具でけがをして責任問題がニュースになるけど
うちの母サダコは何をしていたのだろう・・・
注意されたり、怒られたりした記憶もない。
お母ちゃん、きくしゃんって本当にサダコの子供なの?って
聞きたくなっちゃうよ。(トホホ)
こんな、ある意味スパルタ教育で、きくしゃんは
体で身の危険を知るようになったのだった。。。
サダコ流子育ての一つである。(ブルル)
最近、この事を思い出してやってみたきくしゃん。
ショックを受けた。
スコップに乗った瞬間、半分近くが土に埋まった。
もう、危険な遊びができない体になっていたのだ。。。ガックリ。。